Amazonアカウント停止理由7選!停止を受けないための対策と復活させる方法を解説!

Amazonで商品を販売している方にとって、アカウントの停止はなんとしても防ぎたいですよね。

Amazonアカウントが停止されるには、いくつかの理由があります。事前に理由を把握して対策を行うことで、トラブルを避けられるでしょう。

そこで今回は、Amazonアカウントが停止される理由や対策、また停止から復活させる方法を解説します。

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Amazonアカウントが停止されるとどうなる?

Amazonアカウントが停止されると、アカウントが一時的に利用できなくなります。

商品が販売できないだけではなく、売上金の入金もできなくなるため、出品者の生活にも影響しかねない処分といえます。

Amazonアカウントが停止される原因はいくつか考えられますが、おもにAmazonの規約違反や、カスタマーファーストがなっていないといった理由が多いでしょう。

Amazonアカウントが停止される通知を確認したら、迅速に原因を突き止め対応をする姿勢が求められます。

アカウント削除との違い

Amazonアカウントの停止と削除の違いは、復活する可能性の可否にあります。

アカウントの停止は一時的な制裁として復活の見込みがありますが、削除されるとアカウントを復活できません。

また、アカウントが停止されたとしても、改善や反省の姿勢が見られず違反行為を繰り返している場合は、そのまま削除されることがあります。

アカウントを削除されると倉庫にある在庫が返送されるため、注意が必要です。

Amazonアカウントが停止される理由7選

Amazonアカウントが停止されることには、いくつかの原因が考えられます。ここでは、以下の7つの停止理由について解説していきます。

  • 自演口コミなどカスタマーレビューを偽装している
  • 顧客満足度指数が低い
  • キャンセル率や出荷遅延率など各種指標の悪化
  • 問い合わせ対応が遅い
  • 出品規約に違反している
  • 偽ブランド商品の販売など法律を破っている
  • 【自己配送の場合】登録住所と違う場所に配送した

Amazonアカウントが停止された理由を詳しく知りたい方や、停止される前に理由を知っておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

①自演口コミなどカスタマーレビューを偽装している

出品者が購入者を装い、虚偽の口コミやレビューを投稿すると、Amazonアカウントが停止されます。

カスタマーにとって、商品を選ぶうえで口コミやレビューは重要な判断材料です。

たとえばお金を払って高評価を書き込ませたり、自作自演のレビューを投稿したりすることは、ポリシー違反に該当します。

不自然な日本語や誤字・脱字が多い投稿は、虚偽の可能性があるとして疑われやすいでしょう。

②顧客満足度指数が低い

Amazonマーケットプレイスにおいて、顧客満足度の指標が定められています。

Amazonが定めた目標数値を下回るとアカウントが停止される可能性があり、注意が必要です。

指標は管理者画面においてカラーで表示されています。良好であれば緑色、要注意であれば黄色、危険な状態であれば赤色になります。

赤色になるとすぐにアカウントが停止や削除されるわけではないようですが、早急に対処する必要があるでしょう。

③キャンセル率や出荷遅延率など各種指標の悪化

迅速に商品を届けることやカスタマーファーストを大切にしているAmazonでは、出品者のサービスの質を示す指標が定められています。

たとえば、以下のような指標です。

  • キャンセル率
  • 商品出荷率
  • 注文不良率
  • 追跡可能率

購入された商品が出品者の都合でキャンセルされるとキャンセル率が上がり、注文してから出荷が遅れると商品出荷率が上がります。

無在庫販売などの形態で運営している場合、これらの指標に注意が必要です。

また、購入された商品が返品されたり不良品としてAmazonに申請されると注文不良率が上がります。

ほかにも、購入者が注文後の配送状況をリアルタイムでチェックできる「追跡番号」が入力された商品の割合を、追跡可能率として定められています。

注文不良率の基準は1%であり、追跡可能率の基準は95%です。

各種指標を小まめにチェックし、Amazonアカウントが停止される前に数値の改善を心がけましょう。

④問い合わせ対応が遅い

カスタマーから出品者へ寄せられる問い合わせには、迅速な対応が求められます。

基本的に24時間以内の返信が必要であり、対応が遅れると顧客からAmazonにマーケットプレイス保証申請がされる場合があります。

マーケットプレイス保証申請とは、出品者に代わってAmazonが返金対応をするサービスです。

この保証申請がAmazonに受理されると、出品者に重い処分が課せられると言われています。

顧客満足度の向上やAmazonアカウントの停止を防ぐためにも、カスタマーからの問い合わせは優先的に対応しましょう。

⑤出品規約に違反している

Amazonの出品規約に違反している場合、アカウントが停止される可能性があります。

事前にすべて目を通している場合でも、内容が更新されていることもあるため、再度確認が必要です。

Amazonの出品規約だけではなく、オプションにも規約が定められています。

アカウントが停止した場合、無意識に規約違反をしていた可能性を考え、改めてすべての規約を確認しましょう。

⑥偽ブランド商品の販売など法律を破っている

法律を破っているAmazonアカウントは、停止だけに 留まらず削除される可能性が高いでしょう。たとえば知的財産権や商標権の侵害などです。

偽ブランドの販売といった悪質なものばかりではなく、法律に関する知識不足から知らず知らずのうちに違法行為をしている可能性もあります。

出品する前に関連する法律を調べ、取り扱う商品や販売方法に違法な点がないか確認しましょう。

⑦【自己配送の場合】登録住所と違う場所に配送した

Amazonには、購入された商品をアカウントに登録された住所へ配送しなくてはいけないルールがあります。

たとえば、カスタマーからAmazonアカウントに登録している旧住所ではなく、引っ越し先に配送してほしいといった要望がある場合などです。

カスタマーはAmazonに旧住所を登録しているため、その登録内容のまま新住所に配送することは規約違反となります。

カスタマーから要望があったとしても、購入キャンセルをしてから住所変更をしたうえで、再度商品の申し込みをするように伝えましょう。

Amazonアカウントの停止措置を受けないため対策3選

Amazonアカウントが停止されると、商品が販売できなくなります。そのような停止措置を受けないためにも、日頃から心がけたい対策方法が3つあります。

  • アカウント健全性を細かくチェック・改善する
  • FBAを利用する
  • Amazonの利用規約およびポリシーをチェックする

ここでは、具体的に解説していきます。

①アカウント健全性を細かくチェック・改善する

Amazonには「アカウント健全性」といった指標が設定されています。おもに顧客満足度を表すものであり、出品者の安全性や信頼性を確認できます。

健全性が悪化するとAmazonから通知がくるため、見逃さないように細かくチェックしておきましょう。

アカウント健全性が悪化した場合、迅速に原因を突き止め、改善する姿勢が大切です。

②FBAを利用する

FBAとは、商品の配送をAmazonに委託するオプションサービスです。

FBAを利用することで受注や発送、カスタマーサポートを任せられるため、アカウントの健全性を維持しやすいでしょう。

出品にあたっての負担が軽減することで、ECサイトの業務効率も上がるはずです。出荷遅延率やキャンセル率の指標が悪化することを防ぐには、FBAの利用がおすすめです。

③Amazonの利用規約およびポリシーをチェックする

Amazonの利用規約やポリシーに違反すると、高確率でアカウントが停止されます。

たとえば先述の通り、登録住所以外への配送や法律に違反した出品などです。

Amazonの利用規約やポリシーは細かく記載がありますが、出品前に全て読んで把握しておく必要があります。

また、Amazonの利用規約やポリシーは頻繁に更新されるため、定期的に確認しておくと良いでしょう。

Amazonzアカウントの停止を復活させる方法

Amazonアカウントを停止から復活させるには、改善計画書といった書類を提出する必要があります。

いわゆる始末書のような書類であり、以下の記入項目があります。

  • 取り組むべき改善策
  • 改善が見込める時期
  • 改善実施者

テンプレートがあるため、その内容をもとに記入できます。反省の姿勢を見せるためにも、早めに対応しましょう。

Amazonアカウントの停止を防ぎ、健全な商品販売を心がけよう

Amazonアカウントが停止される理由には、違反行為やカスタマー対応に関する質の低下が考えられます。

なかには無意識のうちに違反行為をしていたり、業務に手が回らずカスタマーへの対応が遅れていることもあるのではないでしょうか。

Amazonアカウントが削除されないためにも、規約やポリシーを定期的に確認し、FBAの利用などでカスタマーファーストを心がけることが大切です。

顧客満足度や健全性を高く維持することで、トラブルを引き起こすことなく商品の販売に専念できるでしょう。

 

この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬

2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。