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Amazonに新しく商品を出品したものの、「全く売れない」「検索しても自分の商品が出てこない」と悩む出品者は非常に多くいます。Amazonは新規参入が年々厳しくなっており、出品しただけで売れる時代はとうに終わりました。しかし、開始直後の数ヶ月で正しい順序で施策を打てば、売上は着実に立ち上がります。本記事では、株式会社WacworksがAmazonコンサルティングの現場で実践している新規出品直後にやるべき施策を、優先順位をつけて解説します。
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この記事の内容は、YouTube「ECグロースチャンネル」でもめちゃくちゃ詳しく公開しています。文章を読む時間がない方は、まずこちらの動画からどうぞ。実際の事例や管理画面を交えて、要点が一気につかめます。
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目次
Amazonに新規出品した直後にやるべき施策とは
Amazonに新規出品した直後にやるべき施策とは、「カタログ(商品ページ)とキーワードを整えたうえで、スポンサープロダクト広告で意図的にアクセスと販売を作り、レビューを早期に獲得して、検索順位が上がる好循環に乗せること」です。Amazonのアルゴリズムは販売実績とレビューを重視するため、実績ゼロの新規商品は放置していても表示されません。「初速づくり」が最優先の課題になります。
ECの新規参入は「無理ゲー」と言われるほど競争が激しくなっていますが、それは正しい順序と初期投資の設計を知らないまま参入するケースが多いためです。難易度を正しく認識したうえで戦略的に動けば、勝ち筋は十分にあります。ECの新規事業が難しい理由については、Wacworksが運営するECグロースチャンネルでも率直に解説しています。
1. カタログ(商品ページ)を出品前に整え切る

最初に取り組むべきは、商品ページの完成度を高めることです。ここが弱いと、広告を回してもクリックされず、クリックされても買われません。
- メイン画像:純白背景の規約を守りつつ、検索結果で目立つ構図にする。
- サブ画像:使用シーン、サイズ感、ベネフィットの図解、比較表を入れる。
- 箇条書き(商品の特徴):伝えたいベネフィットを簡潔に5項目でまとめる。
- A+コンテンツ:ブランド登録済みなら必ず設定し、CVRと信頼を高める。
ポイントは「広告を回す前にページを完成させる」という順序です。新規商品はレビューがなく信頼が薄いため、ページの作り込みでその弱点を補う必要があります。不完全なページに広告費を投下するのは最も無駄な使い方です。
2. キーワードを設計して検索の土台を作る
次に重要なのがキーワード設計です。Amazonは検索エンジンであり、検索語との関連性がなければそもそも表示されません。
- キーワードリサーチ:サジェストやリサーチツールで、検索ボリュームのある語を洗い出す。
- タイトルへの配置:最重要キーワードを前半に、自然な日本語で盛り込む。
- 検索キーワード欄(バックエンド):タイトルに入れきれない類義語・言い換えを登録する。
- 箇条書き・商品説明への反映:関連語を自然に含め、関連性を高める。
注意点はキーワードの詰め込みすぎは逆効果ということです。読みにくいタイトルはCVRを下げ、結果的に順位も落ちます。検索される語を「正確に」盛り込む意識が重要です。
3. スポンサープロダクト広告で初速を作る

ページとキーワードが整ったら、広告でアクセスを意図的に作ります。新規商品は自然検索での露出がほぼないため、広告が事実上唯一の集客手段です。
- オートターゲティングから開始:どの検索語で売れるか分からないため、まず自動でデータを収集する。
- 少額から開始:1商品あたり1日1,000〜3,000円程度から始め、1〜2週間データを蓄積する。
- マニュアルへ展開:検索用語レポートで売れた語を特定し、完全一致で入札を強化する。
重要なのは「立ち上げ期のACOSは高くても許容する」ことです。この段階の広告費は販売実績とレビューを作るための投資であり、短期の効率だけで判断すると成長の芽を摘みます。新規参入で赤字になる事例の多くは、この初期投資の設計不足が原因です。
4. レビューを公式手段で早期に獲得する
新規商品の最大の弱点がレビューゼロです。レビューがない商品は、どれだけページを作り込んでもCVRが上がりません。最優先で獲得しましょう。
- レビューリクエスト機能:Amazon公式機能で、全注文に漏れなくレビュー依頼を送る。
- Amazon Vine:新規商品の初期レビュー獲得に有効な公式プログラム。
- 規約違反の回避:業者依頼や特典と引き換えのレビュー誘導は、アカウント停止のリスクがある。
Amazonはレビュー規約が非常に厳しいため、公式手段に徹することが鉄則です。最初の10件、20件のレビューを早期に貯めることで、その後のCVRと検索順位の伸び方が大きく変わります。
5. FBA・配送体制で購入の障壁を下げる

Amazonでは配送スピードと信頼性が購入率と検索順位に直結します。新規出品者ほど、この点で不利にならない体制を整えるべきです。
- FBAの活用:プライム対象になり、配送の速さと安心感でCVRが上がる。
- カート獲得の維持:価格・在庫・出荷実績を安定させ、カートを失わない。
- 在庫切れの回避:欠品は検索順位とカート獲得率の下落要因になる。
特に配送とSEOの相関は強く、最速配送に対応できるかどうかが露出に影響します。配送とSEOの関係性については、Wacworksの解説動画でも触れられています。立ち上げ期こそFBAを活用し、購入の障壁を極力減らしましょう。
6. データを見て改善サイクルを回す
立ち上げ期から数値を記録する習慣をつけることが、その後の成長速度を決めます。感覚で運営すると、何が効いたか分からなくなります。
- 売上の3要素を分解:セッション × ユニットセッション率(CVR) × 客単価で現状を把握する。
- ボトルネックの特定:セッション不足なら広告・SEO、CVR不足ならページ改善と切り分ける。
- 検索用語レポートの活用:売れた語を昇格、売れない語を除外する運用を週次で回す。
出品直後はセッション(アクセス)不足がボトルネックになることが大半です。まずアクセスを作り、次にCVR、そして客単価という順序で改善していくと、効率よく売上が立ち上がります。
7. 販路戦略を長期視点で設計する

Amazonで立ち上げの型ができたら、販路全体の戦略を長期視点で考えることも重要です。1チャネル依存はリスクであり、成長の頭打ちにもつながります。
- モールと自社ECの使い分け:モールは集客力、自社ECは顧客データとLTV、と役割を分ける。
- 他モールへの展開:作った画像・説明文を流用し、楽天・Yahoo!・Qoo10へ低コストで展開する。
- リスク分散:規約変更やアルゴリズム変更の影響を1チャネルに集中させない。
モールと自社ECはそれぞれ強みが異なり、チャネル別の戦い方を理解して選ぶことが重要です。モール対自社ECの戦略比較は、Wacworksの解説動画でも徹底解説しています。まずAmazonで成功パターンを作り、その資産を他チャネルへ横展開する流れが効率的です。
よくある質問(FAQ)
Amazonに出品したのに全く売れないのはなぜですか?

Amazonのアルゴリズムは販売実績とレビューを重視するため、実績ゼロの新規商品は待っていても検索結果に表示されません。まずスポンサープロダクト広告で意図的にアクセスと販売を作り、レビューを獲得して検索順位が上がる好循環に乗せる「初速づくり」が必要です。
新規出品直後は何から手をつけるべきですか?
まず商品ページ(メイン画像・サブ画像・箇条書き・A+コンテンツ)を完成させ、次にキーワード設計でタイトルとバックエンドを整えます。この土台ができてから広告を回すのが正しい順序です。不完全なページに広告費を投下するのは、最も無駄な使い方になります。
立ち上げ期のACOSはどのくらいまで許容すべきですか?
立ち上げ期の広告費は「販売実績とレビューを作るための投資」と捉えるべきで、損益分岐(粗利率)を超えるACOSでも一定期間は許容します。この段階で効率だけを求めて広告を絞ると初速がつかず、自然検索順位も上がりません。回収時期を時間軸で計画しておくことが重要です。
新規商品のレビューはどうやって集めればよいですか?
Amazon公式の「レビューをリクエストする」機能を全注文に漏れなく送ることと、新規商品向けのAmazon Vineの活用が有効です。業者への依頼や特典と引き換えのレビュー誘導は明確な規約違反で、アカウント停止のリスクがあるため、必ず公式手段に徹してください。
新規出品でFBAは使うべきですか?
使うことをおすすめします。FBAを利用するとプライム対象になり、配送の速さと安心感でCVRが向上します。Amazonでは配送スピードと検索順位の相関が強く、カート獲得の維持にも有利です。立ち上げ期こそ購入の障壁を減らすため、FBAの活用を前向きに検討しましょう。
まとめ|正しい順序と初期投資が立ち上げの成否を分ける
Amazonに新規出品した直後にやるべき施策は、土台(カタログ・キーワード)を整えたうえで、広告で初速の販売実績とレビューを作り、検索順位が上がる好循環に乗せることに尽きます。本記事で紹介した7つの施策を改めて整理します。
- カタログ(商品ページ)を出品前に整え切る
- キーワードを設計して検索の土台を作る
- スポンサープロダクト広告で初速を作る
- レビューを公式手段で早期に獲得する
- FBA・配送体制で購入の障壁を下げる
- データを見て改善サイクルを回す
- 販路戦略を長期視点で設計する
ECの新規参入は決して簡単ではありませんが、正しい順序と適切な初期投資を設計すれば、売上ゼロの状態からでも着実に立ち上げられます。株式会社Wacworksでは、Amazonの新規出品支援からカタログ制作、キーワード設計、広告運用、レビュー施策、販路戦略までを一気通貫で支援しています。自社だけで立ち上げに限界を感じている場合は、専門家の視点を取り入れることで成長スピードは大きく変わります。まずは主力商品のカタログを完成させ、キーワードを整えてからオート広告を回すところから始めてみてください。
この記事の参考動画(ECグロースチャンネル)
本記事で解説した内容は、YouTube「ECグロースチャンネル」でさらに具体的な事例・管理画面つきでめっちゃ詳しく公開しています。「文章だけだとイメージしづらい」という方は、ぜひ動画もあわせてご覧ください。
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※この記事はYouTube「ECグロースチャンネル」の動画をもとに、株式会社Wacworksが作成しました。
