ヤフーショッピングの手数料は高い?有料オプションや他モール比較も紹介

ヤフーショッピングに出店するか検討しているなら、初期費用やランニングコスト、販売時にかかる手数料を試算してみましょう。

ヤフーショッピングの手数料は、3大モールの中で最も安く設定されています。

出店しやすい反面、他のモールよりも競合が多いため、SEO対策にお金がかかることも。

この記事では、ヤフーショッピングの運営にかかる費用をまとめています。

運用時のコストを漏れなく試算できるよう、確認しておきましょう。

「Wacworks」では、Yahoo!ショッピングの手数料に関してお悩みの方に向け、店舗ごとに最適な施策を打ち出します

 

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ヤフーショッピングの手数料は高い?一覧と他モールとの比較を紹介

ヤフーショッピングの手数料一覧

ヤフーショッピングでストアを運営する場合、発生する初期費用や月々の手数料は、以下の通りです。

初期費用無料
月額利用料無料
売上ロイヤリティ無料
ストアポイント原資負担1%~15%
キャンペーン原資負担1.5%は必須になります
アフィリエイトパートナー報酬1%~50%(1%は必須)
※アフィリエイト経由の購入があった場合のみ発生
アフィリエイト手数料アフィリエイトパートナー報酬の30%
※アフィリエイト経由の購入があった場合のみ発生
ストア決済サービス個別手数料3%~4.48%もしくは150円~300円/件
※決済方法により異なる
入金サイクル手数料※3月1回(手数料0%)
月2回(手数料0.1%)
月3回(手数料0.2%)
月6回(手数料0.4%)
月8回(手数料0.6%)

※ヤフーショッピングへ手数料を支払う際は、上記手数料に別途消費税がかかります。

基本的には、毎月のストア運用で発生する手数料は、表にまとめたもので全てですが、この手数料のほかに「PRオプション」という有料オプションを活用する場合が多いので、注意が必要です。
(PRオプションについては後述します)

ヤフーショッピングの手数料は3大モール中最安

ヤフーショッピングの料金体系は、

  • 初期費用
  • 月額利用料
  • 売上ロイヤリティ

が発生しません。

ポイント原資やアフィリエイト報酬を最安に設定した場合、手数料は「ひと月の売上の7%程度」「アフィリエイト経由の購入がなければ6%程度」で済みます。

Amazon、楽天市場と比較すると、3大モールの中でヤフーショッピングの手数料が最も安いといえます。ヤフーショッピングの手数料については、シミュレーターが用意されていますので、試してみてください。

3大モールの違いについては、以下の記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

ヤフーショッピングの店舗運営で手数料がかからない項目は3つ

初期費用

ヤフーショッピングでは、ストアを開設する際に初期費用がかかりません。

ストア開設の負担がないため、出店ハードルが低く、審査に通れば誰でも出店できます。

ECモール手数料
ヤフーショッピング無料
楽天市場66,000円(税込)
Amazon無料

月額利用料

ヤフーショッピングでは、月額利用料も無料となります。

月額利用料がかからないのは、3大モールの中ではヤフーショッピングのみ。

ランニングコストがかからないため、商品が売れなかったとしても、運営費がマイナスになることがありません。

ECモール月額利用料
Yahoo!ショッピング無料
楽天市場21,450~110,000円(税込)
Amazon5,390円 or 110円(税込)/1商品

売上ロイヤリティ

Amazon、楽天市場では、商品のカテゴリごとに売上額に応じたロイヤリティが発生しますが、ヤフーショッピングではロイヤリティが発生しません。

そのため、販売時に発生するコストを抑えることができ、利益を確保しやすいモールとなっています。

ECモール売上ロイヤリティ
Yahoo!ショッピング無料
楽天市場2.0~6.5%
Amazon8~20%

楽天やAmazonで発生するロイヤリティや手数料については、以下の記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

ヤフーショッピングの店舗運営で手数料がかかる項目は6つ

ストアポイント原資負担

ストアポイントとは、ヤフーショッピングで商品を購入した際、ユーザーに付与されるPayPayポイントのことを指します。

ストアポイント原資負担は1%〜15%の間で設定でき、最低でも1%の設定が必須です。

負担率を高く設定することで、ユーザーへの付与ポイントが増えるため、Paypayを利用しているユーザーの獲得に繋げやすくなります。

ストアポイント原資負担は、ユーザーがYahoo!JapanのIDでログインし、購入した場合のみ発生します。

キャンペーン原資負担

キャンペーン原資は、ヤフーショッピングで開催される企画イベントや、キャンペーンなどに活用するための費用です。

キャンペーン原資の負担率は売上の1.5%と決められており、ユーザーがYahoo!JapanのIDでログインし、購入した場合のみ発生します。

ヤフーショッピングは、ストアポイント原資とキャンペーン原資をまとめて「ユーザーインセンティブにかかる費用」とし、ユーザーへの購入促進の費用としてストアに負担を課しています。

アフィリエイトパートナー報酬原資

アフィリエイトとは、ストアが出品している商品が、紹介を介して購入された場合に、紹介者に報酬を支払う仕組みのことです。

アフィリエイトパートナー報酬原資は、アフィリエイト経由で商品が購入された場合のみアフィリエイターへ支払う報酬です。

負担率を販売商品価格(税抜)の1%〜50%の間で設定できます。

アフィリエイトを活用することで、ヤフーショッピング以外からの集客が見込めます。報酬額を多く設定するほど、紹介される可能性が高くなるでしょう

アフィリエイト手数料

アフィリエイト手数料は、アフィリエイトパートナー報酬が発生した場合のみ発生する手数料です。

負担率はアフィリエイトパートナー報酬原資の30%とされているため、アフィリエイトパートナーへ支払う報酬額によって変動します。

購入額1,000円、アフィリエイトパートナー報酬原資の負担率が1%だった場合は、

・アフィリエイトパートナー報酬原資 10円
・アフィリエイト手数料 3円

となり、合計で13円+税の手数料が発生します。

購入額1,000円、アフィリエイトパートナー報酬原資の負担率を10%と設定している場合は、

・アフィリエイトパートナー報酬原資 100円
・アフィリエイト手数料 30円

となり、合計で130円+税の手数料が発生します。

高い料率を設定する場合、手数料も考慮しましょう。アフィリエイト経由で購入がない場合、手数料は発生しません。

入金サイクル手数料

ヤフーショッピングでは、商品販売時の売上が入金されるタイミングを、以下のように設定できます。

入金サイクル締め日入金日手数料
月1回末日翌月末日0%
月2回15日、末日当月末日、翌月15 日0.1%
月3回10日、20日、末日締め日の5営業日後0.2%
月6回5日、10日、15日、20日、25日、末日締め日の5営業日後0.4%
月8回2日、6日、10日、14日、18日、22日、26日、末日締め日の5営業日後0.6%

入金サイクルによって、手数料が0〜0.6%まで設定可能です。

Amazonや楽天市場では入金は月2回と決まっているので、状況によって入金のタイミングをコントロールしたい方にとっては、ヤフーショッピングが最も融通が効きやすいモールといえます。

ただし、開店から一定期間は「月1回」しか選択できません。

決済サービス個別手数料

ヤフーショッピングでは、決済方法ごとに手数料が設定されています。

クレジットカード決済決済額の3.24%(非課税)※PayPayカードのみ3.0%
PayPay残高払い決済額の3.0%(税別)
PayPayクレジット決済額の3.0%(税別)
ヤフーショッピング商品券決済額の3.0%(税別)
ゆっくり払い決済額の3.24%(税別)
モバイル支払い(キャリア決済)決済額の4.48%(税別)
コンビニ決済150円(税別)/件~300円(税別)/件
銀行振込決済(ペイジー)150円(税別)/件

決済手段は、表にある決済方法の中から、導入したいものを複数~全て選択できますが、「クレジットカード」「PayPay残高払い」「PayPayクレジット」「ヤフーショッピング商品券」の導入は必須とされています。

また、銀行振込、現金書留、商品代引きも利用可能です。

その場合は出店者自身で入金確認を行う必要がありますが、ヤフーショッピングへ支払う決済サービス手数料は発生しません。

ヤフーショッピングのその他有料オプション

PRオプション

PRオプションとは、ヤフーショッピングに出品した商品を、検索結果上位やおすすめ商品としてPRできる広告サービスです。

ヤフーショッピングに出店する場合、理論上は手数料だけで運営することが可能です。

ヤフーショッピングは初期費用とランニングコストが低いため、参入障壁が低く、楽天市場の20倍以上のストアが存在します。

そのため、PRオプションの利用を前提に、検索結果で上位を狙うことが大切です。

SEO対策としても利用できるため、費用の試算をする際はPRオプションも含めて計算しましょう。

ヤフーショッピングのSEO攻略については、以下の記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

B-Space・トリプル

引用:B-Space

B-Spaceは、ストアページの「賑わい感」を演出するツールです。

ヤフーショッピングが提供しているツールで、デザイン性の高いストアページや、回遊率を上げる施策など、豊富な機能が備わっています。

B-Spaceは、月額11,000円(税込)で利用可能です。

また、B-Spaceの拡張機能が使える「トリプル」も、追加料金なしで利用できます。

ヤフーショッピングの手数料を攻略して出店を考えている方はWacworksへ

ヤフーショッピングの手数料は、楽天市場やAmazonとは異なる料金体系となっており、PRオプションも含めた計算が必要になります。

Wacworksは、ECモール運用のスペシャリストです。これからヤフーショッピングへ出店するのであれば、売上を上げるための最短ルートをWacworksがご提案します。

ネットショップ運営に精通したプロに相談してみたい方は、Wacworksへお問合せください!

まとめ

ヤフーショッピングの手数料は、3大モールの中で最も安く設定されており、出店および運用のコストを抑えられます。

ただし、出店ハードルの低さから、他のモールよりも競合が多いため、ユーザーへの露出が難しい点をしっかり押さえておきましょう。

SEO対策にはPRオプションの費用も含めた試算が必要です。

運用時のコストをしっかり試算することで、利益を確保しやすいストア運営を期待できます。

「Wacworks」では、Yahoo!ショッピングの手数料に関してお悩みの方に向け、店舗ごとに最適な施策を打ち出します

 

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  • Yahoo!ショッピングでの出店を成功させたい
  • Yahoo!ショッピングでの利益率を上げたい

 

競合分析や市場分析がうまくいかずに悩んでいる場合も、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬