楽天のガイドラインに沿った商品画像とは?注意点も紹介

楽天市場では、商品画像の登録のためのガイドラインが設けられています。

ガイドラインに抵触するとペナルティが発生することもあり、ガイドライン遵守は出品者にとって重要事項です。

また、商品画像はユーザーが購入を検討するための重要要素にもなります。

楽天の商品画像ガイドラインの概要や注意点、画像作成のポイントなどをまとめているので、しっかりチェックしていきましょう。

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楽天の商品画像ガイドラインの3大ポイント

テキスト要素は20%まで

楽天市場の商品画像では、テキスト要素は画像の20%までとされています。

商品画像を縦10マス×横10マスの100マスに分割し、20マス分以上にテキスト要素が含まれているかどうかで占有率を判断します。

画像の上に追加されている要素であれば、文字列だけでなくロゴマークやスタンプ、絵文字、アイコン、吹き出しやテキストの囲み線なども「テキスト要素」とされます。

ただし、ここで言うテキスト要素には、撮影された商品のラベル等に記載された文字やロゴは含まれませんので、何がテキスト要素に含まれるか押さえておきましょう。

画像に枠線をつけない

商品画像に枠線をつける行為は、線の太さに関わらずNGです。

特に以下の3点に気を付けてください。

  • 画像の上下左右の外枠を囲んだ線
  • L字型の枠線
  • 画像の幅・高さの50%以上を占める帯状の線

文字を見やすくする目的で文字の背景の部分だけ長方形に塗りつぶす場合も、画像の4辺のいずれかに近接していて、長さが画像の50%を超えたものは枠線とみなされます。

背景は「白」か「写真背景」のみ

商品画像の背景には、「白」または「写真背景」のみとされています。

画像から商品だけを切り抜く際、白以外の色で背景を塗りつぶしたり、背景画像を合成するのはNGになることが多いです。

商品を切り抜くなら、カラーコード「#ffffff」の白背景にしておくのが無難でしょう。

また、写真背景も、陰影の付け方や背景の色味によって「ベタ塗り背景」とみなされNG判断が出る場合があります。

画像判定ツールで、ガイドライン違反にみなされないかチェックしてから画像を使用するのが確実です。

楽天の商品画像登録ガイドラインの注意点とは

商品を含んでいない写真は合成NG

楽天では、商品が写っていない画像は合成不可とされています。

  • 商品の部分だけを切り抜いて、商品が写っていない背景画像を合成する
  • 商品が写っていない人物画像(生産者など)を合成する

のような形で、うっかり使ってしまわないよう気をつけましょう。

特に背景画像の合成は、産地や使用場所などの商品を連想させるようなイメージ写真であってもNG判定になります。

また、合成写真は切り抜き部分が「テキスト要素」と認識されやすいので、そうなると画像の20%以内に収めなければなりません。

カラーバリエーションは合成OK

楽天市場では、基本的には商品が写っていない画像を合成してはいけませんが、カラーバリエーションだけは例外として認められています。

商品画像に展開している色の丸や四角などを配置する場合でも、テキスト扱いにならないため「画像の20%まで」という縛りにも含まれません。

ただし、四角の画像を隙間なく並べると、画像判定のAIが「枠線」と誤認してしまう可能性があります。パッと見でも離れているのがわかるくらいの間隔を空けておきましょう。

テキスト表現にも要注意

画像のガイドラインには記載されていませんが、商品紹介ページで禁止されているテキスト表現は、画像のテキストにも使ってはいけません。

以下のような表現をキャッチコピーに使っていないか見直すと良いでしょう。

  • 「日本一」「No.1」などの他に対して優位性を示す表現
  • 「金運UP」などの根拠のないことを言い切る表現
  • 他店舗の名前(イニシャル含)を出して比較する表現

テキスト表現については、店舗運営Naviの「禁止行為ガイドライン」を十分確認しておくことが大切です。

RMSの画像判定ツールでガイドライン違反をチェックできる

RMSに用意されている画像判定ツールで、商品画像がガイドラインに抵触していないか確認できます。

商品画像の判定はAIが行うため、人の目のように完全には見分けられません。

そのため、ガイドラインを遵守して画像を作成しても、「写真背景を色以外の色でベタ塗りに認識される」「カラーバリエーションの色見本の並びが枠線とみなされる」などの誤判定が出ることがあります。

AIの誤判定でガイドライン違反扱いされないよう、ツールで事前にチェックしておくと安心です。

楽天の商品画像ガイドラインに違反するとどうなる?

楽天の商品画像ガイドラインに違反した場合、違反点数が5点加算されます。

楽天では、年間の違反点数ごとに5段階のランクがあり、違反点数が35点、55点、75点、80点、100点のそれぞれの点数に達するごとに、ペナルティが重くなっていく仕組みです。

違反のランクに応じて、ランキングの掲載制限や検索表示順位ダウン、RPP広告や楽天スーパーSALEサーチの制限などのペナルティが科されます。

最悪の場合、営業停止や違約金支払、契約解除になりますので、違反点数を積み重ねないよう気をつけましょう。

楽天市場で売れる商品画像を作ろう

楽天のコンサル会社とはをイメージできる画像

商品画像の1枚目にこだわる

商品画像の1枚目は、キーワード検索の結果で表示されるため、クリックされるためには商品画像の1枚目で商品の魅力が伝える必要があります。

画像では商品の見た目や利用シーンを、テキストでは使用感や成分、効果、保証などの画像では伝えにくい要素を補います。

商品画像はスマートフォンで見られることも考慮し、テキスト要素は大きな文字で、少ない文字数を意識しましょう。

1枚の画像に情報を入れすぎない

1枚の画像に情報を詰め込みすぎると、何が伝えたいことなのかが伝わりにくくなり、ユーザーが離れてしまいます。

商品にはおすすめしたいポイントや性能、利用シーンやブランドイメージなど、さまざまなポイントがありますが、1枚につき1つのポイントだけ伝えるつもりで画像を選びましょう。

それぞれの写真に異なる役割を振り分けることを意識すると、自然と1枚あたりの情報の量が調整され、ユーザーに伝わりやすい画像になります。

最適な画像サイズは700px×700px

商品画像のサイズは、600px~3840pxまでの間であれば問題ありませんが、700px×700px程度だとパソコンでもスマホでも見やすくなります。

サイズが大きすぎるとデータが重すぎて表示に時間がかかったり、アップロードできる容量を超える可能性が出てきます。

逆に、サイズが小さすぎても、パソコンで表示したときに見にくく感じる人もいるので、700px×700pxを目安に、画像サイズを統一しておきましょう。

楽天市場で売れるための商品画像の撮影ポイント

商品画像を撮影する際は、「ディティール写真」と「イメージ写真」の2種類を意識しましょう。

ディティール写真では、実物と商品画像に違いが出ないよう、色味や形・質感・シルエットなどを表現します。

イメージ写真では、ユーザーに実際に使うシーンをイメージしてもらうために、ブランドイメージや利用シーンを切り取ります。

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まとめ

楽天市場の商品画像登録ガイドラインは、楽天に出品するすべての店舗がフェアでいるために、また、ユーザーが商品を購入するために必要な情報を過不足なく伝えるために設けられています。

ガイドラインに抵触するとペナルティが発生することもありますので、ガイドラインは必ず遵守しましょう。

ECモールでは商品画像はかなり大事な要素となります。

ガイドラインを遵守したうえで、ユーザーが安心して商品を購入できる商品画像を作成していきましょう。

この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬