「楽天の運用型広告の種類を知りたい」などと考えている方もいるでしょう。
楽天の運用型広告は大きく5種類あります。
それぞれの特徴を知ることで、自社に適した広告を選びやすくなります。
本記事では、楽天の運用型広告の種類と特徴、効果を高めるためのポイントを解説するので参考にしてください。
楽天の運用型広告の種類
楽天の運用型広告の種類は大きく以下の5つです。
- RPP広告
- クーポンアドバンス広告
- 楽天CPA広告
- ターゲティングディスプレイ広告
- メルマガ配信
それぞれ解説します。
RPP広告の基本情報と設定方法
RPP広告とは、検索結果の上部に表示される広告のことです。商品名に「PR」と記載された商品がRPP広告で出稿されている商品です。特徴は、費用に無駄の少ない広告運用ができることです。
RPP広告は該当商品がクリックされた時点で課金されます。広告によっては出稿しているだけで費用がかかりますが、コンバージョンに近い段階で課金されるRPP広告であれば、予算を無駄に使ってしまうリスクは低いでしょう。
RPP広告の設定方法は以下のとおりです。
- 楽天RMSにログインする
- メニューバーの「広告・アフィリエイト・楽天大学」をクリックする
- 「広告」をクリックする
- 「検索連動型広告(RPP)」をクリックする
- 画面左にある「キャンペーン」をクリックする新規登録をクリックする
- キャンペーン名や予算などを決める
- 完了
上記の手順を踏めば、24時間以内に自動で出稿されます。設定が完了すれば出稿されるまで待ちましょう。
クーポンアドバンス広告の基本情報と設定方法
クーポンアドバンス広告とは、クーポンがついた商品を出稿できる広告のことです。最大の特徴は、目につきやすい箇所に掲載されることでしょう。クーポンアドバンス広告はRPP広告の上部に掲載されるので、見逃されにくいです。
また、クーポンがついているので、ユーザーが購買してくれる可能性も十分にあります。クーポンアドバンス広告の設定方法は以下のとおりです。
- RMSにログイン
- メニューバーの「広告・アフィリエイト・楽天大学」をクリックする
- 「広告」をクリックする
- 「運用方クーポン広告」をクリックする
- キャンペーンの詳細を決める
- 完了
キャンペーンの詳細では、同一ユーザーが何回までクーポンを利用できるかなどを決められます。状況に応じて設定しましょう。
楽天CPA広告の基本情報と設定方法
楽天CPA広告とは、楽天メールマガジンやイベントページなどに掲載される広告のことです。出稿した商品が購入された時点で課金されます。費用は、該当商品の売上の20%です。
費用対効果が保証されているので、店舗規模を問わずに活用しやすい広告といえるでしょう。設定方法は以下のとおりです。
- 楽天RMSにログインする
- 「広告・アフィリエイト・楽天大学」をクリックする
- プロモーションメニューの「効果保証型広告(楽天CPA広告)」をクリックする
- 広告配信ステータスの「有効」をクリックする
- 規約に同意する
- 設定ボタンをクリックする
- 完了
設定が完了すれば24時間以内に出稿されます。
ただし、初期設定ではRMSに登録されている商品すべてが出稿対象になっているので、出稿しない商品は除外設定をしておきましょう。
ターゲティングディスプレイ広告の基本情報と設定方法
ターゲティングディスプレイ広告とは、バナー形式で出稿できる広告のことです。費用は表示された分だけ発生するインプレッション課金型が採用されています。最大の特徴は、ターゲットを詳細に設定できることでしょう。
年齢や性別などのユーザー属性や購入履歴などからターゲットを決められるので、ターゲットのニーズに沿った商品を訴求しやすいです。
設定方法は以下のとおりです。
- RMSにログインする
- 「ターゲティングディスプレイ広告(TDA)」をクリックする
- 「キャンペーン」をクリックする
- 「新規登録」をクリックする
- キャンペーンの詳細を設定する
- 完了
キャンペーンの詳細では、年齢や性別などのユーザー属性を決められるので漏れなく設定しておきましょう。
メルマガ配信(R-Mail)の基本情報と設定方法
楽天のメルマガ配信(R-Mail)は、商品を購入したことのあるユーザーにメルマガを配信できます。ユーザーをリスト分けしてメルマガを配信できるので、活用方法によっては短時間で効果的に自社商品をアピールできます。
設定方法は以下のとおりです。
- RMSにログインする
- 「店舗様向け情報・サービス」をクリックする
- 「オプション機能利用申込・解約」をクリックする
- 「R-Mail(メール配信)」をクリックする
- 「申込・解約」をクリックする
- 完了
上記の手順を踏めば、基本的に3営業日以内に配信できるようになります。配信もRMSから行えます。
楽天の運用型広告の効果を高めるポイント
楽天運用型広告の効果を高めるポイントは以下の2つです。
- 費用対効果を分析する
- 商品ページを充実させる
それぞれ解説します。
費用対効果を分析する
費用対効果を分析することは、広告を運用するうえで欠かせません。具体的には、費用対効果が高ければ、予算をあげることでより売上アップを狙える可能性があります。
一方で費用対効果が弱ければ、予算を落としたり、ターゲットを再設定したりする必要があります。A/Bテストなどを実施して、効果検証をしていきましょう。
商品ページを充実させる
商品ページを充実させることも大切です。広告のクリック率は高くても商品の購入に至っていなければ、商品ページを変える必要があるでしょう。ターゲットに合わせて商品ページも設定すると、費用対効果が改善する可能性が高まります。
楽天の運用型広告の効果を高めるなら代理店に依頼するのもおすすめ
楽天の運用型広告の効果を高めるなら代理店に依頼するのもおすすめです。代理店は楽天市場の広告に精通しているので、社内ノウハウがなくても費用対効果を高められる可能性があります。
また、代理店によっては運用以外もサポートしてくれるので、代理店を通して社内ノウハウを培うのも1つです。
代理店への依頼を検討している方には「Wacworks」がおすすめです。
Wacworksでは、独自で開発したキーワード取得ツールを用いて、SEO対策による効果的な広告運用を行っています。
実際、RPP広告を運用して、費用対効果を230%から500%に引き上げた実績もあります。
楽天RPP広告での出稿を検討している方も、ぜひWacworksまでお問い合わせください。
まとめ
楽天の運用型広告はRPP広告やクーポンアドバンス広告など、5種類あります。それぞれ特徴が異なるので、自社に適したものを選びましょう。
また、広告は出稿して終わりではありません。その後の費用対効果の分析や商品ページを充実させることも、売上を伸ばすうえで重要です。