ネクストエンジンは、ネットショップやECサイトの管理に便利なツールです。
Yahoo!ショッピング・Amazon・楽天市場など大手ECサイトには全て対応しているので、EC業務を効率化したいときに活用していきましょう。
今回は、ネクストエンジンの特徴を解説します。
料金や導入のメリット・デメリットにも触れるので、ご参考ください。
目次
ネクストエンジンとは
画像引用元:ネットショップ・ECの一元管理ツールならネクストエンジン
ネクストエンジンとは、NE株式会社が提供するネットショップ・ECの一元管理ツールです。
受注管理・在庫管理・商品管理など多彩な機能が搭載されており、複数のネットショップを横断的に管理できるようになりました。
そのため、特に下記のような事業者に支持されています。
- ECサイト運営に割くコストを削減したい事業者
- 最小限の人員でECサイト業務を回したい事業者
- ECサイト運営を効率化して他の事業にも注力したい事業者
- 業務効率化によるワークライフバランス拡充をしたい事業者
上記に該当する場合は、ネクストエンジンの導入を前向きに考えて良いかもしれません。
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ネクストエンジンの特徴
特徴①導入店舗数4万1,000店以上の実績がある
ネクストエンジンは既に導入店舗数4万1,000店を誇る大手サービスであり、実績・信頼ともに十分です。
契約社数5,400社以上、受注処理件数1億4,000万件以上を記録し、導入実績が業界No.1になりました。(※)
実績を重視してツールを選定したい事業者や、初めてツールを導入するから大手がいいと考える事業者にも最適です。
(※)2022年4月末時点
特徴②複数のECサイトを一元管理に最適
ネクストエンジンでは、複数のECサイトを一元管理できます。
複数のECサイト上に同じ在庫数を表示させたり、店舗ごとの受発注を全て可視化したりできるので、業務の効率化に最適です。
電話・メール・FAXなどによるオフライン注文の管理もできるので、在庫数や商品数がズレてしまうこともありません。
特徴③ルーティンワークの自動化が可能
納品書の作成・発送メールの送信など、これまで手作業で実施していたルーティンワークを完全自動化できます。
設定次第では「商品が届いてから2日後にフォローメールを送信」などの手法もでき、多彩な顧客フォローが可能です。
決済会社や運送会社とも連携しておけば、手間のかかる送り状作成・入金確認の手間もかかりません。
特徴④アプリ上で機能カスタマイズ・追加・削除が可能
アプリ上でネクストエンジンの機能をカスタマイズしたり、オプションを追加・削除したりできるので、自社の使い勝手に合わせてアレンジできます。
最小限の機能だけに絞り込むことも、大型店舗にも対応できるフル機能を搭載することも、自由自在。
POSシステムや倉庫・EMSシステムと連携すれば、さらに便利に使えます。
特徴⑤誰でも使いやすく直観的な操作ができるUI
ネクストエンジンは難しい操作説明書を読まなくても扱えるよう、シンプルで利便性の高いUIを採用しています。
現場で働く誰にとっても使いやすく、システムが形骸化しにくいのもメリット。
管理監督者による細かな操作トレーニングも要らないので、導入時のストレスがかかりません。
ネクストエンジンの料金
~200件 | 3,000円/月 |
~400件 | 35円/件 |
~1,000件 | 30円/件 |
~3,000件 | 25円/件 |
~5,000件 | 20円/件 |
~7,000件 | 15円/件 |
~10,000件 | 10円/件 |
10,000件以上 | 5円/件 |
(※)2023年6月から上記料金に改定
ネクストエンジンは、月の受注件数が多ければ多いほどお得に使えます。
しかし、受注件数が月200件以下の小規模事業者の場合、一律で月額3,000円で使えるのもメリットです。
ネクストエンジンの機能
機能①受注管理
受注管理機能を活用すると、店舗ごとの対応を一元管理できます。
搭載されている機能は、下記の通りです。
- 受注取り込み
- ステータス管理
- 受注分類タグ
- 帳票出力
- 同梱対応
- ピッキング指示
- 倉庫連携
- 出荷実績の反映 など
大量の受注に個別で対応する時間を最小限にできるため、複雑さが理由で引き起こされるミスも防げます。
なお、注文内容に応じて担当者や対応店舗を自動で振り分けたり、ルールに従って自動で在庫を割り当てたりする機能も充実。
ギフト対応・伝票作成・送り状ハ発行など面倒な作業も、全て自動化します。
機能②在庫管理
在庫管理機能を使うことで、複数モール展開時に発生しがちな複雑な在庫管理を簡略化できます。
搭載機能は、下記の通りです。
- 在庫自動連係
- セット商品管理
- 指定在庫・上限在庫数の設定
- 予約商品の受付
- 発注アラート
- ヒット商品のお知らせ
- 不良品の入出庫履歴 など
例えば、Amazonで売れた商品の残在庫数を楽天市場に反映したり、商品のキャンセルをリアルタイムで反映したりすることが可能です。
24時間365日体制での連携ができるので、在庫の売り越しを心配する必要がありません。
また、在庫数調整のため各ECサイトの設定ページを回り続ける必要もなく、運営コストを大幅に削減します。
商品コードがバラバラでも連携できるなど、便利な機能もあるので注目しておきましょう。
機能③商品登録
商品登録機能を使うことにより、1商品ごと手入力で登録する作業を軽減します。
その分、企画・開発・カスタマーサポートなどに割ける時間が増え、店舗全体の貢献につながります。
搭載機能は、下記をチェックしてみましょう。
- 商品データ取り込み
- バリエーション商品の登録
- オプション情報の登録
- 商品ページ一括編集・複製
- 商品画像登録
- タグやカテゴリによる分類 など
複数のECサイトを巡回しながら商品登録・管理をする必要がないので、膨大な商品点数を扱うECサイトにもおすすめです。
また、商品の仕様が変更になったときや、新旧別のパッケージが出たときなどにも対応しやすいのがメリット。
CSVによる一括取り込み・編集もできるので、日々の管理も楽になります。
【併せて読みたい記事】
ネクストエンジン対応モール完全ガイド!魅力・評判・連携方法紹介
ネクストエンジンを使うメリット
メリット①業務効率化による省コスト化が叶う
ネクストエンジンを使ってECサイト全体を自動化することにより、業務効率化も叶います。
面倒かつ煩雑なルーティンワークから解放されやすく、ヒューマンエラーも発生しないためミスのリカバリーが要りません。
その分少数精鋭でECサイト運営ができたり、残業代を抑制したりでき、コストを削減できるのです。
ECサイトの成長とともに運営コストが増大して悩んでいるときこそ、活用しましょう。
メリット②ECサイト運営ノウハウを学べる
ネクストエンジンでは定期的にECサイト運営セミナーを開催しており、ノウハウを学べる環境が整っています。
また、コラムに目を通して自社で参考にできるポイントを探したり、成功事例を見ながら社内体制を見直したりすることも可能です。
自社にはないノウハウを得ながらECサイト運営を最適化したいときにも、便利なツールです。
メリット③伴走型の手厚いサポートがある
ネクストエンジンにはカスタマーサクセスチームが常駐しており、わからないことはいつでも質問できます。
完全伴走型なので、初めてネクストエンジンを導入する際のオンボーディングも安心。
導入後の活用法から細かな操作方法の指示まで、気になったことがあれば何でも相談してみましょう。
メリット④受注件数に応じた料金システムなので無駄がない
ネクストエンジンの料金は受注件数に応じた変動制なので、最小限のコストで済みます。
「受注件数が少ないのに毎月多額の固定費が取られる」などのミスマッチがないからこそ、省コスト化できるツールとして注目されました。
今後ECサイトが成長したときにも使いやすく、小規模事業者から大規模事業者までに導入されています。
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ネクストエンジンを使うデメリット
デメリット①全てのECサイトと連携できるわけではない
ネクストエンジンは大手ECサイトとの連携は網羅できているものの、全てのECサイトが対象なわけではありません。
フリマアプリや海外のECサイトとは連携できない可能性があるので、注意しましょう。
また、ECサイトだけでなくカートや倉庫連携システムの対応幅をチェックし、自社ですぐ導入できるか検討することもポイントです。
デメリット②多機能なので使いこなすまで時間がかかる
ネクストエンジンはECサイト運営に必要な全ての機能が網羅されているツールなので、使いこなすまで時間がかかるかもしれません。
カスタマイズしながら最小限の機能で使うこともできますが、それでも使わない機能が出て勿体ないと感じることもあるでしょう。
ネクストエンジンのカスタマーサクセスチームに活用法を聞いたり、どの機能を使うのが最適かアドバイスしてもらいながらオンボーディングするのがおすすめです。
デメリット③追加オプションを多くするとコストが大きくなる
ネクストエンジンにはオプションがあり、希望応じて自由に機能を追加・削除できます。
そのため、機能を多数追加しすぎてしまうと、ランニングコストが大きくなるので注意しましょう。
一方で、利用ユーザー数や登録商品数の増減に応じた追加コストは、一切発生しません。
オプションを希望しなければ、最小のコストでランニングできます。
【併せて読みたい記事】
ネクストエンジンのデメリット解説:使いにくい・難しいを克服する!
ネクストエンジンの良い評判・口コミ
実際にネクストエンジンを使っている人からは、「便利」「使いやすい」などの良い口コミが投稿されていました。
便利に感じるポイントも各社ごとに異なり、多様な使い方がされているとわかります。
他にも、下記のような口コミがありました。
- 問い合わせをするとスピーディーに返信してくれるので頼もしい
- 足りない機能がないと思えるくらい多機能
- 連携できるAPIの数が多いので便利
- Shopifyなどの自社ECサイトやNETSEAやスーパーデリバリーなどの調達サイトとも連携可能
- かゆいところまで手の届く拡張アプリがある
普段ECサイト業務に煩雑さを感じている方や、時間がかかって本来の企画業務などができていない方にこそ、おすすめのツールです。
ネクストエンジンの悪い評判・口コミ
Twitterでの口コミを見てみると、最初の設定や細かな使い方でつまづく方が多いようです。
他に、下記のような口コミもありました。
- 電話がつながりにくい時間帯がある
- 導入時のハードルが高いのでサポートチームの利用が必須
- セール時などはレスポンスが悪くなるときがある
しかし、「全く使えなくて困っている」「導入したのを後悔している」というような、深刻な悪い口コミは見つけられませんでした。
「不便さもあるが、便利な部分の方が勝っている」という口コミが多い印象なので、導入自体にはメリットがありそうです。
困ったときはカスタマーサクセスチームを頼りながら、自社にとって一番使いやすいよう設定していくことがポイントになりそうです。
まとめ
ネクストエンジンはECサイト運営に便利なツールであり、情報を一元管理しながら業務を効率化するのに最適です。
受注件数ごとの従量課金制なので無駄な料金が一切かからず、自社の規模に合わせて使えるのも嬉しいポイント。
ECサイトを今後伸ばしたいときはもちろん、今の業務に課題を感じているときにも、導入のメリットがあります。
ネクストエンジンでは、簡易見積もりも実施しています。
自社に導入した場合の料金をシミュレーションしながら、メリット・デメリットと見比べて判断していきましょう。