株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬 
Amazonにおいて顧客からの評価は、店舗の信用に関わる大切な要素です。顧客に評価の投稿を促せるサンクスメールを活かすことで、自店舗の成長率アップを目指せるでしょう。
しかし、商品を購入してもらうたびに手動でサンクスメールを送信していると、莫大な時間がかかります。効率的にAmazonビジネスの戦略を練りたい方は、サンクスメールツールを使って送信を自動化し、業務コストを削減しましょう。
本記事では、おすすめのAmazonサンクスメールツールやツール導入のメリット、低評価をつけられた場合の対処法などを解説します。本記事を参考にして、自店舗に見合ったAmazonサンクスメールツールを見つけてみてください。
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目次
そもそもAmazonサンクスメールとは
サンクスメールとは、Amazonで商品を購入した際に、注文が完了したことを顧客にメールで知らせる通知機能です。このメールには、注文内容や注文番号、注文日時や発送予定日などの詳細が記載されています。評価を依頼する文言も記載できるため、レビューを効率的に増やしたい方におすすめです。
サンクスメールは、評価を集めるためにも積極的に送信するのが良いでしょう。ここからは、サンクスメールの効果を詳しく解説します。
商品の注文後に自動で送信される
Amazonサンクスメールは、注文が完了した際に自動で送信されます。定型文が送信されるため、出品者は追加で作業をしなくとも、購入者に評価を依頼できます。
ただし、購入者に感謝を伝えたり、より効果的に評価の投稿を促したりするには、メール内容のアレンジが必要です。アレンジすることにより、商品の保証内容や問い合わせ先も記載できます。
定型文の自動送信だけでもお礼や評価依頼を伝えられますが、顧客との関係性を深めるには、Amazonサンクスメールをアレンジしてみましょう。
評価やレビューをリクエストできる
サンクスメールでは、評価やレビューをリクエストできます。購入者からの意見はAmazonのマーケットプレイスにおいて重要視されており、自社商品の購入率に関わります。
Amazonの評価には「商品への評価」と「出品者への評価」の2つがあります。高い評価を得られると商品や出品者の信用性が高まり、新規顧客を開拓しやすくなるでしょう。
評価に関するそれぞれの特徴は、以下の通りです。
- 商品への評価：商品への評価は、商品の品質や仕様、梱包状態などを評価するもの。商品レビューという形で、商品の使用感や特徴などを自由にコメントできる。
- 出品者への評価：出品者のサービスや対応、配送状況などを評価するもの
商品への評価は売上に直結する重要なレビューです。また、出品者への評価が悪いと、商品が魅力的でも高い購入率は期待できないでしょう。どちらの投稿においても、低い評価を受けると商品の売れ行きが悪化したり、出品者としての評判が下がったりすることになります。
ecgrowthlabo.comAmazonサンクスメールツールとは
Amazonのサンクスメールツールとは、商品に応じてサンクスメールを簡単に送信できるツールです。手動で送信する時間と手間を省けるため、業務の効率化を図れます。
また、ツールでは送信のタイミングや送信頻度も設定できます。サンクスメールを効率的に送信し、社内業務を活性化するには、Amazonサンクスメールツールの導入を検討してみましょう。
Amazonのサンクスメールツールを使う5つのメリット
Amazonサンクスメールツールを使うメリットは、次の5つです。
- 業務コストを削減できる
- 顧客との良好な関係を築ける
- リピート率の向上につながる
- 評価数の向上につながる
- 低評価を避けられる可能性がある
それぞれ解説します。
業務コストを削減できる
サンクスメールツールを使用すると、業務コストを削減できます。出品者が手動で行う場合は、それぞれの注文に対して個別にメールを送信することになります。取り扱い商品や取引が増えることで、手作業では追いつかなくなる可能性があるでしょう。
Amazonサンクスメールツールなら、自動でメールを送信できるため、人件費や時間などの業務コストを削減できます。業務負担が軽減したり、ほかの業務に集中できるようになったりするメリットがあります。
顧客との良好な関係を築ける
Amazonのサンクスメールツールは、顧客との良好な関係構築に役立ちます。定型文ではなく、人の手が加わったメールを受け取った顧客は、出品者に対して親近感を抱きやすいでしょう。
また、Amazonサンクスメールツールでは、送信する頻度やタイミングを設定できます。具体的には、「配送完了時の5日後に送信する」といった内容です。商品が到着するであろう時期にサンクスメールを送信すれば、適切なタイミングでのアフターケアが可能です。
リピート率の向上につながる
Amazonサンクスメールに次回購入時の案内を記載すると、再度利用してもらえる可能性があります。たとえば、Amazonサンクスメールの内容に商品のクーポン券を含めれば、リピート購入を促せます。クーポン券があるか否かで、リピート率は大きく変わるでしょう。
ただし「高評価をつけてくれたら、クーポン券を発行します」などの、高評価に対してインセンティブを付与するのはNGです。Amazonにより禁止されているので、注意しましょう。
評価数の向上につながる
サンクスメールの内容に評価を促す文言が含まれていれば、評価数の向上につながります。また、評価をつけるリンクをメール内に含めることで、購入者は手軽に投稿しやすいでしょう。
細かな点にも配慮したサンクスメールを送信することは、評価を獲得するうえで欠かせません。顧客満足度の向上にもつながる、大切なポイントです。
低評価を避けられる可能性がある
商品や出品者に対する低評価を避けるには、サンクスメールツールの活用も有効な手段です。なぜなら、サンクスメールツールで設定した文言に、問い合わせ先を記載できるからです。
たとえば、低評価の要因の一つ「商品の故障」が起きた際に、問い合わせ先が明記されていることでユーザーはスムーズに店舗へ連絡できます。
また、商品に故障や不具合が起きている場合、低評価としてレビューされる可能性が高くなります。しかし、サンクスメールに商品の取り扱い方法やトラブルの対処法を記載することで、購入者の不安を軽減できるでしょう。
購入者が不満を抱く前に迅速な案内や対応をすることで、低評価を避けられます。
Amazonサンクスメールツールを使った例文・テンプレート
Amazonサンクスメールツールを使った例文を次のケースに分けて解説します。
- 商品購入時
- 評価依頼
それぞれ解説します。
商品購入時の例文
下記のサンクスメールには、商品やサービスに不満があった際の問い合わせ先を記載しています。万が一商品が故障していても、出品者に直接連絡してもらえる可能性があるため、低評価をつけられるリスクを避けられます。
商品購入に対するお礼も大切ですが、万が一に備えて、問い合わせ先を記載しておきましょう。
件名: ご注文ありがとうございます！【注文番号】
下記の商品をご注文いただきありがとうございます。
【注文内容の詳細】
この度は当店でのお買い物、誠にありがとうございました。お届けについては、別途メールにてご連絡差し上げます。商品がお手元に届くまでしばらくお待ちください。
もし商品やサービスにご不満がございましたら、ご連絡いただければ誠意をもって対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先：〇〇
今後とも、Amazonをご利用いただけますよう、心よりお待ち申し上げております。
評価依頼の例文
下記のように評価手順を記載しておけば、評価をつけてくれる可能性が高まります。評価を促す際は、顧客に負担をかけない配慮が必要です。
件名: 商品の評価をお願いします。
この度は、当店で商品をお買い上げいただきましてありがとうございます。
ご購入いただいた商品につきまして、ぜひ商品ページでご意見・ご感想をお寄せください。お客様の貴重なご意見を反映し、サービス向上につなげてまいります。
商品ページでの評価は、商品を検討されているお客様の参考になります。ぜひご協力をお願いいたします。
評価の方法は下記の通りです。
【商品の評価方法】
- Amazonにログインする
- 注文の追跡と管理をタップする
- ご購入いただいた商品をタップする
- 商品レビューを書くをタップする
今後とも、当店をご愛顧いただけますよう、スタッフ一同心よりお待ちしております。
Amazonサンクスメール送信はセラースプライトがおすすめ！
Amazon事業者向けマーケティングツール「セラースプライト」は、レビューリクエスト機能を使用してサンクスメールを一括送信できます。注文ごとにサンクスメールを送信する必要がないため、業務の効率化につながるでしょう。
セラースプライトの「一括レビュー招待」といったリクエスト機能は、Google Chromeの拡張機能ダウンロードページから導入可能です。まずは、セラースプライトの拡張機能をダウンロードします。
ダウンロード後にChromeからAmazonを開くと右下にマークが表示されるため、スムーズにツールを使用できます。
また、サンクスメールの中にレビュー投稿を依頼する文言を入れることで、評価の獲得にもつながります。店舗の評価数でお困りの方は、セラースプライトのレビューリクエスト機能を活用してみてください。
セラースプライトは、Amazonのキーワード解析や市場リサーチにより、ビジネス拡大や新規の市場開拓もスムーズに行えるツールです。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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Amazonサンクスメールツールのおすすめ6選
おすすめのAmazonサンクスメールツールを紹介します。効率的かつ効果的にサンクスメールを送信するなら、次の６つのツールが良いでしょう。
- セラースプライト
- Cappy
- マカド
- Amahack
- プライスター
- ツールフォーセラー
それぞれの特徴や違いを理解して、自社に合うツールを活用しましょう。
Amazonサンクスメールツールのおすすめ1.セラースプライト
セラースプライトは、Amazonビジネスを行う上で必要な分析ができるツールです。一括レビューリクエスト機能を使うと、購入者にサンクスメールを送信できます。
評価が星3以下のユーザーや返金済のユーザーを除いて送信できるため、低評価をもらう可能性の高いユーザーを避けたレビューリクエストが可能です。
セラースプライトの一括レビューリクエストは、Google Chromeの拡張機能ダウンロードページから導入可能です。ChromeからAmazonを開くと右下にマークが表示されるため、スムーズにツールを使用できます。
無料から利用できるため、お試しで触ってみたい人にもおすすめです。
Amazonサンクスメールツールのおすすめ2.Cappy
Cappyでは、FBAと商品ごとにサンクスメールの内容を設定できます。そのため、店舗形態や商品内容に合わせたメッセージを伝えられます。また、注文IDのような商品ごとに情報が異なる内容は、自動で更新されるシステムです。初期設定さえ完了すれば、手軽に運用できます。
さらに、Cappyには最大2ヶ月間の無料期間が用意されています（2024年8月時点）。無料期間終了後は、月額3,980円（税込）で利用可能です。サンクスメールだけではなく、全工程をカバーする機能が搭載されていてこの価格は、十分お得といえるでしょう。
Amazonサンクスメールツールのおすすめ3.マカド
マカドの特徴は、シンプルな構造で簡単に機能を活用できることです。リアルタイムでデータ集計をしており、商品が売れるとサンクスメールを自動で送信します。
マカドのサンクスメール自動配信機能の使い方は、運営会社のホームページ上で丁寧に解説されています。画像付きで手順が記載されているため、Amazonサンクスメールツールをはじめて利用する方でも、設定方法に戸惑うことはないでしょう。
また、24時間対応の価格改定や電脳仕入れ機能なども備わっているため、せどりを営んでいる方にもおすすめのツールです。30日間の無料トライアル（2024年8月時点）が実施されているため、まずは申し込んでみてはいかがでしょうか。
なお、トライアル期間が終了したあとは、月額4,980円（税込）で利用できます。
Amazonサンクスメールツールのおすすめ4.Amahack
Amahackは、月額980円（税込）で何通でもAmazonサンクスメールを自動送信できるツールです。また、特定の商品のみメールを送信しない機能も備わっています。商品ごとにサンクスメール送信を手動と自動で使い分けるなど、工夫次第で本ツールの用途は広がるでしょう。
さらに、商品ごとのメール内容も設定できます。Amahackは、商品ごとに丁寧に細かくメール内容を設定したい方や、制限なくAmazonサンクスメールを自動送信したい方に、おすすめのツールです。
Amazonサンクスメールツールのおすすめ5.プライスター
プライスターは、店舗運営を円滑に進められ、楽しめる機能が備わったツールです。Amazonサンクスメールの自動送信はもちろん、プライスターユーザーの月間売上ランキングなどによって、店舗運営のモチベーションアップにつながります。
チャットボットでの問い合わせにも対応しているため、不明点はいつでも解消できるでしょう。1ヶ月のトライアル（2024年8月時点）も実施しているため、まずは無料期間を試してみてはいかがでしょうか。なお、トライアル期間終了後は、月額5,280円（税込）で利用できます。
Amazonサンクスメールツールのおすすめ6.ツールフォーセラー
ツールフォーセラーは、Amazonサンクスメールを含む、さまざまな機能が無料で利用できるツールです。リアルタイムの販売データや検索キーワードのリサーチなど、店舗事業を活性化させる機能が充実しています。
さらに、有料のアップグレードが4段階用意されているため、店舗規模に合わせたプログラムを選べます。とはいえ、Amazonサンクスメールツールを利用するだけなら、無料の機能だけでも十分活かせるでしょう。
Amazonレビューで低評価が付いたときの3つの対処法
Amazonで低評価された際の対処法は、次の3つです。
- 運営に悪質な低評価を削除してもらう
- 顧客に低評価を削除してもらう
- 再発防止に努める
それぞれ解説します。
運営に低評価を削除してもらう
Amazonで低評価が付いた場合は、運営に削除を申請できるケースもあります。運営に低評価を削除してもらうには、正当な理由が必要です。たとえば「嫌がらせとも捉えられる評価」であることです。
商品の質や出品者の対応が低評価に直結すると考えられる場合は削除できません。明らかに悪質な低評価は、運営に削除要請しましょう。
顧客に低評価を削除してもらう
顧客に低評価を削除してもらうには、購入者への丁寧なフォローが必要です。商品に不備があるなら補償交換するなど、親身な対応を心がけましょう。購入者がアフターフォローに満足してくれれば、低評価を削除してもらえる可能性があります。
ただし、圧力や脅迫と捉えられる内容は、Amazonのポリシー違反に該当します。アカウント停止や何らかの処分につながる可能性もあるため、ユーザーへの丁寧な対応を心がけましょう。
再発防止に努める
Amazonのレビューで低評価が付いた際は、今後のレビュー評価で同じような評価が付かないように努める必要があります。サンクスメールの内容を充実させたり、分析ツールを活用したりして、再発防止策を練りましょう。
たとえば、セラースプライトではサンクスメールを一括で送信できます。商品購入に対する感謝はもちろん、レビューリクエストも可能です。
顧客満足度を上げ、リピート購入につなげられるよう、レビューリクエスト機能を提供するツールを上手に活用しましょう。
セラースプライトでは、Amazonのキーワード解析や市場リサーチにより、ビジネス拡大や新規の市場開拓もスムーズに行えます。
ECグロースラボでは、セラースプライトの全ての料金プランが30%オフになるクーポンを配布中です。Amazon運営で効果的に売上を伸ばしたい事業者さまは、申し込み時に以下コードを入力してご利用ください！
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セラースプライトでサンクスメールを送って顧客満足度につなげよう！
セラースプライトでは、Amazonのポリシーを厳守しつつ、レビューリクエスト機能を使ってサンクスメールを送信できます。サンクスメールを送ることで、出品者の良質な対応をアピールできたり、顧客満足度が上がってリピートにつながったりするなど、さまざまなメリットがあるでしょう。
セラースプライトは、無料でも利用できますが、回数制限なくセラースプライトの分析機能を活用したい方は、有料プランがおすすめです。有料プランは月額1万円ほどで利用できます。利用料金ごとの使える機能については、以下の記事も参考にしてください。
まとめ
Amazonサンクスメールツールを導入すれば、評価を促す工程を削減できます。また、リピート率や評価数の向上にもつながります。そのため、Amazonに出店している方は、Amazonサンクスメールツールの導入がおすすめです。
どのツールを選べばいいかわからない方は、本記事で紹介したツールを検討してみてください。もし、低評価をつけられた場合には、運営に問い合わせたり顧客とやり取りしたりして、対処しましょう。
今回紹介したセラースプライトは、レビューリクエスト機能を無料でも利用できます。顧客満足度を上げてリピートにつなげたい方は、ぜひセラースプライトの導入を検討してみてください。
